2021年7月24日土曜日

日本の夏、金鳥の夏

 原点回帰、たどり着いた結論は「日本の夏、金鳥の夏」蚊には「金鳥の渦巻」だということ。こいつは保安隊です。こいつをテント内で焚くと蚊が寄り付きません。もしもテント内に迷い込んだとしても、蚊の行動をかなり抑制し動き回ることを許しません。とはちょっと大袈裟ですが、テント内の狭い空間ではかなり有効です。蚊も領空侵犯程度でじっとしていてくれるのであるならば、こちらも攻撃は加えません「テント暮らしの夏、金鳥の夏」専守防衛です。
 
 それはそうと見慣れたパッケージですが、このパッケージが独特の雰囲気で楽しい。

 キンチョとは金鳥のことで会社名ではないないということ。会社名は、大日本除虫菊(株) であり、商品名は蚊取り線香ではなく金鳥の渦巻(キンチョウコウ)」だということです。四隅も配置されている花は除蟲菊というものであり、金鳥渦巻の主原料です。金鳥の喉元当たりの〇に上山の文字は創業者の上山英一郎さんの上山。創業136年、明治18年(1885年)1月8日

 金鳥の日本文化へのこだわりもHPで面白く可笑しく(さすが大阪)垣間見りことができます。蚊と倭族の闘いの歴史(金鳥目線) 中でも他社の蚊取り線香との決定的な違いが渦巻きの方向の違いにあるそうで、偶然かもしれませんが妙に納得させられたりもしました。



 金鳥の渦巻、わたしの大好きな日本製です。ドラッグストアにある他社の蚊取り線香は全て海外生産品でした。故に金鳥の渦巻の割高感はいなめませんが、わたしの中では日本で生産を続けていることは称賛に値することなのです。138年の間作り続けられ、今なお生産されているという実績は現在でも現役でした。文頭で原点回帰と書きましたがまさに原点回帰。素晴らしい。「テント暮らしの夏、金鳥の夏」で乗り切ります。

 テーブルが汚れているのは煤のせいです。拭いても取れないんですよね。テント生活的には全く気になりませんけどね。

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