2018年12月2日日曜日

お買い物とお遊び

「肝っ玉母さん」という言葉があるように覚悟を決めている女性は肝が据わっている。

delivery health 俗にいう「デリヘル」 
仕事とはいえ、見知らぬ男の待つ部屋へ出掛けて行く彼女達の不安めいた緊張感やリスクはかなりのものだろう。

それにひきかえ我々男共はぬるい。タイプではない風俗嬢に当たらないように風俗誌やインターネットで入念に情報を収集し、どの嬢にしようかと悩みに悩むわけで、経験上この過程もこれはこれで楽しいのだが、それが「お遊び」的に粋かといえばそうでもないよな気もする。失敗しない「お買い物」感覚である。

30年も前の話だが、わたしが風俗デビューした頃は現在のような風俗誌やインターネットもなく、風俗店で顔写真を見て指名できるは一部の店でのシステムでしかなかった。ゆえに風俗嬢も情報といえば周りからのクチコミと、客引きの当てにならない「いいコおるよ」の決まり文句だけ。これはある意味風俗店で働く女と客である男との関係はお互いに情報がないという点では双方共にフェアである。

風俗は当たりもあれば外れもあるのが当たり前であり運任せの「お遊び」だと当時青二才のわたしに説教してくれた呼び込みのじいちゃんの顔が浮かんできた。

じいちゃん曰く、「女遊びは外れもなかと面白くなかとばい、遊びだけんね。ばってん、うちはの店は外れはおらんけんねwww」

そんなじいちゃんは外れを「遊び」と称しカモフラージュていたことに後々気付くのではあるが、外ればかりで当たりのない「遊び」はとっても楽しくはなかったのだが、ブログを書きながら「お遊び」と「お買い物」も違いに気付けてよかったのだ。

騙すのもも粋、騙されるも粋。

2018年12月1日土曜日

写真機

カメラを持って街に出よう。
お手軽じゃないけれども、心地よい重さが必要な時もある。