2021年7月23日金曜日

大切にしなければいけないもの

  ここは益城町、国道443号沿の圃場の一角。今日はここへ水汲みにやって来ました。


 なんなんでしょう、湧き出る水はずっと見ていることができます。阿蘇に降った雨が地下に浸透してこの場所に湧き出るまでにどれくらいの歳月を歳月をかけたのでしょうか、そんなことを考えながら眺めていました。

奇跡の地下水物語として熊本市のHPでそのあたりが紹介されていました。(以下引用)
地下水の到達時間は?
 地上に降った雨は地下に浸透し地下水となる訳ですが、この地下水は地層の間を縫うようにゆっくりゆっくりと流れ、長い歳月をかけて磨かれます。その間、ミネラル成分や炭酸分がバランスよく溶け込みおいしくて体にやさしい地下水になるのです。
 この地下水が熊本市の江津湖周辺に辿り着くまで、阿蘇外輪山西麓付近からでは約20年程、白川中流域あたりからは約5 ~10年程度かかると言われています。
 宇宙と同じなんですね。何光年もの前の星の輝を今目にしているかのように、吹き上がってきている湧き水は数十年前の雪解けの雫、梅雨の雨、田畑からのお裾分け、土へ帰った一滴の集りの恵みなんですね。


 そんな自然を祭ってのことなのでしょうか、こんなものをこの辺り数か所で見つけました。きれいな湧き水の流れる水路です。どんな意味があるのか聞いてみたいものです。

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