2022年3月26日土曜日

最後から二番目の恋

  地下の酒場へ続く階段、薄白い蛍光灯は場末感を醸す。通路突当りの扉を隔てた向側にはハレ。

北海道の武田英祐一




 10年前のドラマ、小泉京子と中井貴一の「最後から二番目の恋」このドラマの中で小泉今日子が「ファンキィーだね」って言葉を要所要所で使っていた。

ファンキィーって言葉を調べてみると、

① ジャズやソウルなどの音楽で、泥くさく粘りつくような感覚。 また、その演奏やそのさま。 ② 服飾が、原色を多く用いていて刺激的であるさま。 ※精選版 日本国語大辞典

だそうだ。 

 泥臭さと刺激的な感覚の混在、わかるような気がする。今夜はそんなファンキィーな夜だった。

2022年3月20日日曜日

しあわせな気持ちでブログが書けるということ

 ダウンをクリーニングに出そうと思っていたところでの寒の戻り。こうやって惑わされながら季節は移っていく。

 移り行くものもあれば、変わらないものもある。わたしの朝飯がそうだ。朝5時から開いているきやま食堂の女将いわく、「うちは労働者の食堂だから」とのこと。

 読んで字のごとく益城町木山で熊本震災以降4年間年中無休、朝5時から夜の9時まで仮設店舗で「きやま食堂」営業している。土地の区画整理事業、国土強靭化事業で町の幹線道路が4車線化されているさなか、夜間工事を終えた工事関係者、新聞配達員などで朝から賑わう。

 わたしがきやま食堂で朝飯を食うようになって二か月くらいいなり(晩飯は去年よりお世話になっている)、朝昼晩のご飯を三度三度きっちりと食べるようになった。

 朝はきやま食堂の朝飯定食略して「朝定」。昼は会社の事務員さんが社員分の昼飯を作ってくれ会社にいるみんなで食卓を囲んで頂く、言わば「まかない」である。夜は再度きやま食堂である。毎日毎日違うメニューで栄養のバランスを考えて作ってくれる。店に入ってカウンターに座り、朝読んだ新聞に再度目を通していると何も注文しなくとも晩飯が運ばれてくる。注文をしなくてもよい言わば「おまかせ」というシステムである。最近では季節感のある、蕗の薹の天ぷらと季節の野菜の天ぷらなんかも作ってくれたり、私の大好きなシチューなんかも作ってくれる。

今日の朝定。ごはん、味噌汁、目玉焼き、納豆は変わらない。これに漬物と小鉢。完璧だと思う。350円也


女将さんは「食べたいものがあったら言ってね」と言ってくれる。わたしが言いたいのは感謝の言葉だけである。


 朝起きて、テントの外に出てフクとツレしょんしながら阿蘇外輪山を眺める。雨上がりの朝は空気が洗われ「気持ちえー」と叫んでしまうほどの気持ちの良さである。
※外輪山に煙が立っている。2週間くらい前の写真だが春の風物詩である野焼きが行われていた。

 
 ブログを書きながら、空高くから聞こえるヒバリのつぶやきが途切れなく耳に入る。幸せな気持ちでづログが書ける。

この街、ココに越してきて本当に良かったと思う。

2022年3月3日木曜日

何もしたくない気分の時

会話の中で「なにもしたくない気分のときどうする?」という問いに答えられないまま、ひと月ぐらいたった気がする。

思うに友達はとっても多忙な日々を送っているのだろう。そして真摯に立ち向かっているのだろ。奮い立たせているのだろう。