2018年2月1日木曜日

二通りの楽しみ方


20代後半だったろうか、DUCATからこいつに乗り換えた。398㏄日本仕様の赤タンク、サイドカバー黒、全く写真の4in1と同じやつだ。この4in1今では途方もない金額で取引されているようだが当時は36万くらいで買ったと記憶している。当然マフラーはヨシムラの手曲げを入れ、あとはドノーマルだったが当時レーサーレプリカのバイクが落ち目とはいえ全盛期であったので、4in1に乗ってると珍しさからかよく声をかけられたものです。

やはりヨシムラがカスタムするとカッコイイよな。外見の派手さはなく、ノーマルのスタイルを継承しつつ性能を確実にアップさせ、性能と同時に耐久性も上げてくる。部品一つ一つを丁寧に作り込むという会社全体が創業者であるPOP吉村こと故吉村秀雄から受けつがれている職人気質の社風なのだろう。
神の手を持つ男 POP吉村 -since 1923-

運転免許を飛ばしてしまい今は二輪には乗れず、これからも大型二輪の免許を取りに行くことはないだろうが、今乗っているモンキーをヨシムラのパーツで固めてみたいと思いながらも、それを実現するには小型二輪の免許が必要となるので、今は実現すればいいなと思っている程度ある。

この先モンキーを手離すことはないと思う。流行を追いかけ車種を乗り換えていく楽しみもある、そして流行に囚われず乗り続けていく楽しみある。今のわたしは後者である。

モノ全般の楽しみ方の使い方をそのように変えていきたいものだ。

それには作り手の思いのこもったもの世に出して欲しいと願う。

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