2018年2月6日火曜日

2000Calよこしやがれ

今日の最高気温3℃ということだが、この気温だけだったら大したことはない。現場は有明海に面した水田地帯。海からの風を遮るものがないのだ。
この海風が半端ない。推定風速10m、この風速と気温3℃では体感温度は何度になるのだろうか、九州は熊本育ちのわたしにはわからないが、こんなにも寒い目にあったのは記憶にないほどだ。
とにかく敵は午後から吹き荒れる海風だ。今週中盤まではこの風との闘いのようだ。

そんな中、今日の作業終了。両手両足の指先が痛いを通り過ぎて感覚がなくなりそうだ。休憩所のストーブ全開、離れられない。風邪をひきたての体にはこたえた。


誰もいない休憩所、暖を取るわたしに何処からともなく声が聞こえてきた。「2000Calよこしやがれ」
天の声にしては荒っぽい。かといって周りには誰もいない。「とっとと2000Calよこしやがれ!」一段と荒っぽい声がまた聞こえてきた。

ピンときた。わたしの体中ではいま戦争が勃発しているようだ。敵は病原体風邪軍。対するは治癒軍、こいつらはわたしのために戦ってくれている。この治癒軍がわたしの言葉を借りて脳に援軍を求めている。戦力があと2000Cal足りないと。

わたしはこの手のメッセージには敏感であり、素直に従う。従うことが最優先事項である知っている。帰宅途中、早速ジョイフルのハンバーグダブル400g和食セット、これで1600Cal、あと400Cal足りないのでアイスぜんざいのようなもの420Calを追加で注文してあげた。

「2000Calの援軍は送ったぞ、敵軍を全滅させてくれ! 必要とあらばあと1000Calは夜食で用意できる、あとは任せた!」

「了」

なんてね。後半の会話はないのだが(^^;)体がエネルギーを補給できたのは間違いない。

腹が減るとは戦う意思だ。そうだ明日のために食べるのだ。

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