2018年2月15日木曜日

備忘録その3”民意”

youtubeのリンクを辿っていたらこんな動画を見つけた。
リーガルハイという過去の番組のようだ。ここでは民意ということにスポットが当てられていた。


動画中 00: 42
「人は見たいように見、聞きたいようにきき、信じたいように信じる」

わたしたちは自分の意図するところを満足させてくれる情報を収集することに勤しむ。マスターベーションン始まりだ。

動画中 02: 25
「民意なら何もかも正しいんですか?」

このドラマ全体を観たわけではないのでドラマ中で民意がどうやって形成されていくのかは不明だが、大まかな流れは見当がつく。

権力→マスコミュニケーション→市民 という民意の誘導パターンなのだろう。

動画中 04: 33
「民意なら正しい、みんなが賛成していることなら全て正しい、ならばみんなで暴力をふるったことだって正しいわけだ。冗談じゃない、冗談じゃない!」

世界で起きてきた、または起きている戦争。息を潜め理不尽強いる虐め。見て見ぬふりをするという合意。

動画中 05: 15
「本当の悪魔とは巨大に膨れ上がったときの民意だよ。自分を善人だと信じて疑わず、薄汚い野良犬がドブに落ちると一斉に集まって袋叩きにしてしまう、そんな善良な市民達だ」

あれだけ民意からバッシングを受けた公共工事も大災害(水害・地震)が頻発する近年では、インフラはコンクリートで構築されていること、生命財産はコンクリートで守られていることを広くに知らしめる結果となり建設業の存在を再確認してもらえる機会ともなった。
「コンクリートから人へ」民主党政権を誕生させたのも選挙という民意の結果だ。湾岸戦争もアメリカの民意が世界中を巻き込んだ。

動画中 06: 54
「判決を下すなら断じて国民アンケートなんかじゃない。我が国の碩学であられるたった5人のあなた方です。どうか司法の頂点に立つ者のの教示をもってご決断ください」

この動画の備忘録として最後(↑)の台詞にわたしなりのフィルターをかけてみると。

「民意を形成付けていくモノは断じてワイドショーコメンテーターの発言や報道番組の方針なんかであってはいけない。悪魔と対峙することをも厭わない、あなたの勇気をもってご決断ください」となる。

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