2018年3月1日木曜日

馬レバ刺しと白い恋人

味処お川さんのページより抜粋
「ブルータスお前もか?熊本特産が次々と大消費地東京に行く❗生産者の為には良いことです‼馬刺しの値上がりは1、5倍😭遂にトマト🍅にバイヤーが入り今シーズン熊本の市場に入荷はない?八百屋さんと相談の上、トマト🍅東京へいくぶんを注文することに😭そのうちお客さまに熊本名物は東京で食べて?ってことに😭(((-д-´。)(。`-д-)))だ最短で木曜日にトマト🍅来るかもです‼今夜も熊本のアスパラだよぉーん」
ーーー以上ーーー

そうなんだよな。15年前位からだろうか、馬レバ刺しが庶民的ではなくなっていったのは。記憶を辿れば、まずは馬レバ刺を取り扱う店が数を減らし、馬レバ刺を置いてある店を探すようになった。値段が800円、1000円、1200円、1500円と右肩上がり。理由はお川さんのご指摘の通りなのでしょう。

こんな記事を読むと、北海道の定番お土産「白い恋人」の販売戦略を思い起こしてしまう。

年間売り上げ100億円 なぜ売れ続ける「白い恋人」を作れたのか
ーーー以下抜粋ーーー
「お土産品としてのプレミアム感を全面に出すために、販売は道内限定にし、『パッケージデザイン』『ネーミング』も北海道をイメージさせるものを意識しました」
中略
 白い恋人は誕生してから40年近く経つが、現在でも売り上げは伸び続け、航空会社などが発表するお土産売り上げランキングにおいて常に上位の位置にいる。一体なぜ白い恋人は、これだけ長く支持されるのだろうか。
 その秘密は、“中身を一切変えない”という一点に尽きると同社は説明する。
 「派生商品を出せば、一時的には売れるかもしれないが、そういうものはすぐに飽きられてしまいます。そうなったとき、本家の印象まで傷つけてしまいます。派生商品を出すときは、そうしなければ売れないという状況で行う最後の手段です」
中略
海外からの知名度も高く「その地域のお土産品よりも白い恋人が売れている場所も多い」そうだ。実際、本社に隣接する白い恋人パークに訪れる観光客の4割は外国人である。同社は今後も、外国人観光客の需要を開拓し、北海道のお土産から“日本のお土産”に成長させていくという。
ーーー以上ーーー

地産地消という言葉が好きだ。飲食店でも熊本の食材に拘った地産地消を掲げている店も多い。実際に馬レバ刺しは熊本でなければ食べれないコアな食材だと思う。

もう17、18年前になるだろうか北海道や長野、大阪、東京など各方面から集まった方々との宴会場所に選んだのが菅乃屋だった。
昨日その中のお一人から連絡があり「今度熊本にみんなで遊びに行くんだけどあの時の馬料理店何処だった?みんなに食べさせたい」とのこと。

熊本に来なければ食べられない料理ってあるんだよな。

そういうことなんだよ。

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