2018年1月26日金曜日

赤い文字はダメ!なの?

「赤字」経理上この熟語を好きな人はいないだろうと思うんですが、それだけではなく日常目にするもので赤い文字で書かれた文字には違和感を感じるはわたしだけなのでしょうか。

赤い文字で書いたことを最初に指摘されたのは爺ちゃんだっつた。中学生の時「今日は遅くなるから晩御飯はいらない」と何気なく手近にあった赤鉛筆で婆ちゃん宛てのメモ書きを残して家を出たのはいいが、翌朝朝ごはんの時に爺ちゃんから「字は赤で書くな、縁起でもない」と言われた。
30代の頃、デイトレをやっていた時にも「トレーダは赤いモノを嫌うので、赤い文字で書かれた文字なんかは厳禁なんですよと」と証券会社の人から雑談で聞いたことがある。

そんなことがトラウマなのか、今でも赤い文字に違和感を覚えるのです。この違和感は一度検証しなくてはいけないな。

そんな時には ok google.

明確に「赤い文字はダメ」って記事は見つかりませんでしたが、赤文字と黒文字とでは生理的・心理的な意味合いが異なること、赤いモノは異常、危険などを知らせる社会心理学的な意味合い、あとは社会慣習上のというのが検索結果だった。
戦争体験のある方に関しては赤い文字ではないものの「赤紙」を連想するなどという記事もありました。

東京都公文規程施行細目によると、公文書作成に用いる用紙、公文の表記手段等として
表記手段
原則として、黒色、赤色若しくは青色のインクを用いてのペン若しくはボールペンによる手書き、パーソナルコンピュータによる印字、印刷又は複写とする。

となっている。

結果、赤い文字で書くことは特に問題はないが、日本では社会慣習上、何かしらの意味合いを込めて赤文字で書く以外は、安易に使わない方がよいと理解した。

常識なんてやつに翻弄されないためにも、自分なりに常識を検証してみないとね。

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