2017年7月25日火曜日

とにかく飯を食う

夏バテという体調の変化を感じることなく50年経っている。

巷では熱中症という言葉が夏の風物詩となっているが、ガキの頃婆ちゃん言にわれていたのは「日射病にかかるけん帽子ばかぶっていかなんばい」と遊びに出るときに口うるさく言われていたことを思い出す。

昔は日射病、現在は熱中症。調べてみると、熱中症は日射病や熱射病等の総称であるということ。そして1995年に行われた国際疾病分類の変更に伴う死亡診断書作成法改訂により日射病や熱射病等に分類されていた病状が熱中症に一本化されたことにより、20年前より熱中症(総称)での死亡率が7倍に増えクローズアップされてきたのだろう。他の要因として高齢者の人口増加も要因である。

今思い起こせばむ昔は無茶苦茶なことがまかり通っていた。
真夏の体育館、部活の練習中”水飲み禁止”とか今では考えられないが、当時は当たり前のように行われていた。(それでも誰も倒れる者はいなかったのだが)

前置きが長くなったが、爺ちゃん曰く「飯を食え」なのだ。とにかく、体がきつい時ほど「飯を食え」というのが、戦中戦後のどん底生き延びた爺ちゃん実体験に基づく口癖だった。
実際、高校生の頃だった。お多福風で熱が40度近く出た時にでも爺ちゃんはぶれなかった。「飯を食えば治る」とか言って、それを真に受けているわたしは猫まんま3杯食っていた。(思い出すと今でも笑える)

そんな習慣は今でも続いている。



夏の主食である豚キムチ(来来の豚キムチ単品)。これでご飯大盛と中盛の2杯はいける。夏はとにかく食う。夏痩せるどころではない、夏は夏太りなのだ。

爺曰く、「腹が痛い時は絶食」
一日飯が食えないのだ。
これは猫まんま3杯よりも苦痛だった。なので腹が痛いなど言ったことは以来一度もない。

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