2017年12月3日日曜日

工場(こうば)今日も動いている。

お世話になっている測量杭などを作られているニッチな木材屋さん、県外からの受注も多く、おじさんとおばさんが毎日忙しく働いていらっしゃる。

工場(こうば)内に入ると機械達取り囲まれ、鉄の重厚感と長年使い込まれた使用感、雑然としているようで実は整然としていて、他所者がむやみに触れてはいけないような結界を感じる。

この工場も熊本地震の影響を受け稼働できない壊れた機械があるそうで、長い間修理待ちの状態とのことである。
修理待ちの最たる理由として、工場内の機械は先代から受け継がれたもので、何十年前に作られたものかも定かでもなく、今では修理できる技術者が一人しかいないとのことだった。



おじさんもおばさんも高齢化。修理屋さんも高齢化、機械も高齢化。こんな話を直接聞くと高齢化問題を身近に感じて気分も沈むのだがそんなことは何処吹く風、工場は生きるために坦々と動いている。

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