2017年9月4日月曜日

蟻の一穴

結局、日野さんのビンタは波紋を広げることなく終結。
片や教員がビンタでもしようならハチの巣を突いたかの騒ぎ。境界線のわからない世の中になったものだ。

仮に体罰であれ愛の鞭であれ、それを暴力だと仮定してみよう。
大人は子供に暴力はいけないことだと教え込み、子供の喧嘩に介入し子供から暴力を奪う。
国は法律によって大人達から暴力を奪う。
大国は小国からより強い暴力によって小国の暴力を奪う。

大国といわれる国々が暴力を支配することよって平和が保たれているのは明らかであり、暴力を国に集中させる方向で風潮が形成されていく。

そんな風潮の中、日野さんのビンタに対する世論は肯定的なベクトルに働いてしまった。ゆえにこれ以上この問題を広げるのは得策ではないということだなだろう。

 

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