2017年9月24日日曜日

秋の甘さ

零余子(ムカゴ)を採り、食べるのは毎年の楽しみである。

そろそろ零余子が実を付けているかなと思い山へ様子を見に行ったが、まだ葉も十分に広がっておらず、口に入るのは10月中頃から末にかけてになるだろう。

零余子ほろりとした甘さが好きである。ほろりとした甘さとは甘すぎない甘さである。自然界に自生する食物にずば抜けた糖度を持つ植物は少ないが、意図的に糖度を上げた生産品にはない自然界の甘さがある。

現代の風潮は糖度至上主義である。高糖度の野菜や果物がもてはされ、糖度の高い生産品がブランド化され高値で取引される。

糖度だけを取り上げれば、群を抜いているのが大蒜(ニンニク)である。ちなみにメロンの糖度15%、大蒜の糖度は48%もあり、メロンの糖度の3倍もある。(詳しくは下記のリンクより)

【驚愕】にんにくは野菜の中で一番糖分が高いって知っていましたか?

話は逸れたが、秋が深まれば、木通(アケビ)、山栗、茸、自生する食べ物が山に実る。

秋は自然の甘さを堪能出来る季節である。河川敷、道路端、空地など、意外と身近なとこでみつかります。採り尽くさなければ毎年同じ場所に実ってくれるので食欲の秋と共に実りの秋も実感出来るようになり、秋の楽しみが一つ増えるのは間違いない。

0 件のコメント:

コメントを投稿