2017年10月12日木曜日

信頼と好きの距離感

フクがうちにやってきたのが確か3年前の12月だったと思う(以前のブログがとんでしまっているので曖昧だが)

犬と人間の間にも信頼関係のようなものがある。フクはわたしを群れのボスだと認識しているはずである。だが、ボスだと認識していることと、ボスのことを好きだということは些か差異があるのだと思う。

一年経ち、二年経ち、三年経ち、フクとの信頼関係のようなはいい感じに成熟されてきているが、果たしてフクはわたしのことを好きなのだろうかと本当に些細なことだが疑問を抱く節があった。それが微妙な距離感である。

歴代の犬たちはわたしが就寝する時に何気なく寄ってきて、ふと気付くとどこかかしら体をわたしの体に接して寝ていたのだが、フクは傍で寝るのだが体をわたしに接して寝ることはなかった。
これが今までの犬との違いであり、微妙な距離感があると感じていた行動であったのだ。

バカ親的な思い込みだが、フクの特徴は常に人間の意図を理解しようとしているところである。この点は歴代の飼い犬達より抜きんでている。だから一般的にいう躾という作業をフクに対してはあまり時間を掛けていない。

そんなフクが最近になって寝る時にわたしの腕に顎を乗せて寝たり、椅子に座るわたしの足元に潜り込んできて寝たりしてきたのだ、

この行動の変化はとってもうれしいものなのだ。

フクの視点を察すれば、群れのボスかという見方からどうしようもない飼い主だけど好きな飼い主になれたような気がする。

信頼できるボスよりも好きなボスだ在りたいというわたしの本音をも見透かしてくれるフクなのであった。

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