測量を生業とするわたしには靴は重要な道具である。
川、海、瓦礫、崖、アスファルト、斜面、泥、潟、炎天下、雨、雪と外での仕事環境は日々現場毎に変わる。
そんな現場を歩き、登り、下り、滑り、立つ、半端な靴では足元が不安で先へと進めない。
測量屋の靴は重要な道具であるのだ。
料理人は調理する対象物によって包丁を変えるが、測量屋の履く靴はそういうわけにはいかない。現場で歩き始めたら後戻りはしない。川を渡り、崖を上り、竹藪をかき分けて進む。すべての状況下で足元の不安を忘れさせてくれる靴でなければいけないのだ。
そして30年の測量屋稼業でたどり着いたのが、ネットで探し出した安藤製靴株式会社のNERO OR-8である。
安藤製靴株式会社
http://www.ando-shoe.com/home.htm
NERO OR-8
http://www.ando-shoe.com/pulse1/or-8.htm
ーーー以下はOR-8の解説であるーーー
ーーー以上ーーー
この解説を読んだときには感動した。一切デザイン性やファッション性に触れず、淡々と機能性等を解説することに終始しており、この靴のコンセプトとわたしの必要とする性能が見事に一致し、さらにそれが日本の国産であるということ。100%に近いわたしとのマッチングだった。
購入して8か月が過ぎた。靴の硬さとの闘いも終わり靴と足が馴染んだ。そし改めておもうことは、靴紐が逸品であるということだ(笑
まずこの靴紐で丈夫である。早い時では2か月くらいで交換していた以前の靴紐だが、OR-8の靴紐は無傷でまだ一度も交換を強いられていない。
伸縮性があるため靴全体にかけてよく締まるし、締まるだけではなく、突然の変位に対しても、靴全体に捻りがくわわるのではなく、ある程度の変位は紐の伸縮で受け止めてくれる逸品である。(特注の靴紐であると書いてあった記憶がある)
靴本体関しては解説文にある通りである。手間暇をかけて縫いあげるノルウェージャン製法により堅牢性、防水性をを確保し、それでいて品質に対してロープライスに抑えてある。
道なきところに道をつくる測量屋、“それっぽい靴は造りません”未知の可能性に挑戦を!と語る靴屋。
みちは交わる。
川、海、瓦礫、崖、アスファルト、斜面、泥、潟、炎天下、雨、雪と外での仕事環境は日々現場毎に変わる。
そんな現場を歩き、登り、下り、滑り、立つ、半端な靴では足元が不安で先へと進めない。
測量屋の靴は重要な道具であるのだ。
料理人は調理する対象物によって包丁を変えるが、測量屋の履く靴はそういうわけにはいかない。現場で歩き始めたら後戻りはしない。川を渡り、崖を上り、竹藪をかき分けて進む。すべての状況下で足元の不安を忘れさせてくれる靴でなければいけないのだ。
そして30年の測量屋稼業でたどり着いたのが、ネットで探し出した安藤製靴株式会社のNERO OR-8である。
安藤製靴株式会社
http://www.ando-shoe.com/home.htm
NERO OR-8
http://www.ando-shoe.com/pulse1/or-8.htm
ーーー以下はOR-8の解説であるーーー
「それっぽい靴は造らない!」
“登山靴メーカーが造った街歩き可能な登山靴”皆様のご要望の中で
大変多く頂戴しております。これは必要とされる機能が全く違う為、
通常は不可になってしまいます。山での靴は底材が曲りづらい造りです。
柔らかく曲り易い造りですと下山時に体重の数倍もの重量が靴に
かかるので支え切れないからです。反して街歩きではむしろ底材が
ある程度曲り易くなっていなければ歩行しづらい訳です。それを妥協
せず尚且つ機能的な靴に仕上げるには柔な靴とは違いそうとう手強い
ブーツになります。街歩きも可能で無雪の、中・低山やトレッキングなど
に対応可能なブーツがOR-8としてデビューします。レザーはアルプスを
抱えるイタリアの名門ベスタ社最高級フルグレインレザー・オイルドケベック
ブラック。ソールはこれもアルプスでの実績は世界No.1のイタリアビブラム
#1100ソールを装着したノルウェージャン製法のタフなブーツです。
アスファルト上は堅牢な造りですので快適な歩行には少々難があります。
しかしながらフィールドでの行動範囲は圧倒的に広がります。特に凹凸の
ジャリ道や悪路など足元が不安定な場所などでは驚異的な安定性を
得られると思います。登山にかかわらず是非とも試して頂きたいブーツです。
“それっぽい靴は造りません”未知の可能性に挑戦を!ーーー以上ーーー
この解説を読んだときには感動した。一切デザイン性やファッション性に触れず、淡々と機能性等を解説することに終始しており、この靴のコンセプトとわたしの必要とする性能が見事に一致し、さらにそれが日本の国産であるということ。100%に近いわたしとのマッチングだった。
購入して8か月が過ぎた。靴の硬さとの闘いも終わり靴と足が馴染んだ。そし改めておもうことは、靴紐が逸品であるということだ(笑
まずこの靴紐で丈夫である。早い時では2か月くらいで交換していた以前の靴紐だが、OR-8の靴紐は無傷でまだ一度も交換を強いられていない。
伸縮性があるため靴全体にかけてよく締まるし、締まるだけではなく、突然の変位に対しても、靴全体に捻りがくわわるのではなく、ある程度の変位は紐の伸縮で受け止めてくれる逸品である。(特注の靴紐であると書いてあった記憶がある)
靴本体関しては解説文にある通りである。手間暇をかけて縫いあげるノルウェージャン製法により堅牢性、防水性をを確保し、それでいて品質に対してロープライスに抑えてある。
道なきところに道をつくる測量屋、“それっぽい靴は造りません”未知の可能性に挑戦を!と語る靴屋。
みちは交わる。
いやぁ、私の胸の奥の奥にグッと刺さるお話、この記事はディランのブルースと重なりますね。
返信削除自分の山道具としては持て余してるオールレザー重登山靴、激しく使うとヘタリが早く使い捨てのゴア&クロスの軽量靴。
OR-8、いつ買うか時間の問題になってきてます(笑)
誰かが良い道具を頼りに世の中を支えている、靴屋と測量屋の物語、文体も含め感動するに決まってます。